バシャールはネガティブとポジティブに良い悪いはないと言っています。
ネガティブな行動は別に悪いわけではないし、ポジティブな行動は常に良いわけでもない。
ただ、今の地球の社会を見た時に、ポジティブな方が競争に勝てるしお金を多く稼げます。
分離してバラバラな個人より、統合・統一して一丸となった方が力は強いです。
数と力が強い方が勝つのが今の地球社会です。
なので当然ポジティブな方が良いとされています。
逆にネガティブは悪とされてしまう。
しかし本来はポジティブとネガティブに良い悪いはなくただそれだけのことです。
とは言うものの大抵の人は力のある方経済力のある方を目指しそして選ぶのも生き物として当たり前の話です。
そこでどうするか?
その対処の仕方こそがまさにここに生まれてきた目的なのかもしれません。
ただひたすら疲れてもポジティブを目指し続けるのか、ただありのままに生きるのか。
ただ一つ言えるのは、「否定的な感情をいだくことは、べつに悪いことではありません。自分の人生の中に、困難をもたらすものではないのです。否定的なものを否定するとき、それが困難をつくりだします」というバシャールの言葉です。
ネガティブな行動とは「分離してしまう行動」です。
部分部分にしてしまうような行動をいいます。
ポジティブ(肯定的)な行動とは、「統合する行動」です。
統合する、統一する、そういう行動です。
以上、ダリル アンカ (著), 関野 直行 (翻訳)『バシャールペーパーバック〈1〉ワクワクが人生の道標となる。 VOICE新書』P.33より引用させていただきました。