体験する現実が何を信じるかによって決まるのは物理的現実が幻想だから

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バシャールは他のところでは夢が現実で現実は夢だと言っている。

これは定義づけの問題ともいえる。
私たちはこの物理的現実を現実と意味づけているが、バシャールは幻想だと意味づける。

ハッキリ言えるのはどう定義づけしようがこの物理的現実はそれまでと全く同じで物理的現実自体に変化はない。
変化が生じるとしたらその見方と言うことになる。

物理的現実は実は幻想なので何を信じるかによって物理的現実を変えることができ体験する現実を変えることができるとバシャールは言う。

バシャールの言うことをそのまま受け取るのなら。
信じることによってこの物理的現実に直接変化をもたらすことができるようだ。

私は今まで信じることによって物理的現実に対する見方が変わるので見かけ上物理的現実が変わるのだと解釈していたが、物理的現実が幻想であるからこそ信じる力によって変えることができると解釈したのなら、信じる力が実際にそして直接的にこの物理的現実を変えることになる。

定義づけだけでは物理的現実に変化は起こせないが、信じる力によって物理的現実に変化を起こすことができる
、、、とそうなりそうです。

この変化は信じる力が直接的に物理的現実に影響を与えて自分の外で変化を起こすのか、それとも、信じる力が現実に対する見方を変え、見方が変わったので行動が変わり、行動が変わったので物理的現実に与える影響力が変わり実際に現実が変わるのか、どっちだろう。

そう言えば別の個所では、観念が変われば感情が変わり感情が変われば行動が変わり行動が変われば受け取る現実が変わる、と言うようなことを言っていた気がする。

でももしこのバシャールの言葉が信じることが現実を変えることの意味ならば、現実が幻想でなくても、信じることは現実に変化を起こすと言えそうだが。

となるとバシャールの言う現実が幻想だから信じることが現実を変えるという論理が破綻する。
現実は幻想でなくても信じることが間接的に現実を変え得るからだ。

現実なんて幻想で実体のないものなんだから何を信じるかによって直接現実と言う幻想は変えることができる、現実は柔らかい容易に変え得るものなんだと言うのがバシャールの主張に思えるが。

もし、観念が感情を変え、感情が思考パターンを変え、行動ではなく思考パターンが現実を変えるなら、事実そういう解釈も成り立つので、そういう場合このパターンでは思考パターンが直接物理的現実に影響を与えて変化を起こすという解釈もできるので、バシャールの論理は破綻していないともいえる。

どっちにしても結論は、信じる力は現実を変えるとなるのでどっちでもいいのかもしれない。

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